畳について
畳は畳床・畳表・畳縁の構造でできています。
・畳床
従来、畳はワラ床が主流でしたが、現在はダニ発生を防ぐとともに断熱性を高める為にフォームや天然素材の木質繊維板が縫い込まれており、高い耐久性や防虫対策に断熱性・防湿性がプラスされ省エネ効果も抜群です!!
・畳表
いぐさを織り合わせて作ったござで、畳の表に縫いつけます。
・畳縁
畳の長い辺につけられる布のことです。
畳の角を補強するためや、端部をきれいに見せるために付けられています。
畳の種類
縁付畳
もっとも普及している畳で、畳縁があることで端や角も傷みにくく、耐久性に優れてます。
縁なし半畳
畳縁がない四角い畳で、置く向きで市松模様にみえます。シンプルに仕上がり、モダンな和室になります。
床の間
普通の畳とは異なる畳表を使用します。各床の間に合わせたサイズで作られているため、しっかりと畳を敷くことができます。
畳替え
表替え
現在ついている畳表をはずして畳床(下地)はそのまま利用して畳表だけを新しい物と取り替え、ヘリも新しくします。
基本5~10年に一度が表替えの目安です。
裏返し
畳表を畳床(下地)より取り外し、はずした畳表の裏面を表面にし、ヘリを新しくします。畳表を裏返しするだけで新品のようになります。
畳表の裏側は、光を受ける量が少ないため、裏側がまだきれいなうちに裏返しをすれば畳をきれいに長く使用して頂けます。
ただし、畳の形、汚れ、日焼けや痛み具合で裏返しできない畳もあります。
※裏返しの目安は3~5年くらいで裏面が緑のうちにしていただければ良いかと思います。
新畳(しんだたみ)
●畳床、畳表、畳縁をすべて新品に取り替えます。
●畳クリーナーできれいにしてから納品します。
●15~20年が取替えの目安です。
●使用材料についてはサンプルからご確認いただきます。
最近では縁なし半畳、和紙の畳表なども増えております。
お部屋の寸法を採寸する必要がありますので、採寸してから1週間後の納入となります。お客様のご予算に応じてお選びください。